ここでは、文型項目の違いや用法を理解することではなく、学習者自身が生み出す文の質を上げることを目標に、文法の強化ポイントとその指導実践を検討していきます。
今回は、順を追ってわかりやすい解説ができるようになるには、どんな点を補強しておかなければならないかについて考えます。具体的には、まず自分の思考を日本語の述べ方に合う形で整理すること、さらにはその説明文での複文接続や助詞の調整が重要になりますが、それらの意識化に適した素材選びやポイントの示し方、および練習方法を実際の活動例でご紹介します。また、指導の前後で学習者の文章がどう変わったかについても、いくつか実例をお見せしたいと考えています。
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